続きを読みたい方・お申し込み
したい方は
会員登録・ログイン
してください。
日本では、6月~7月は「梅雨(つゆ)」と呼ばれる雨の多い季節になります。雨が降ると、通学や就職活動での移動も少し大変ですよね。
実は、日本の街中やオフィスには、この雨の季節をみんなで心地よく過ごすためのマナーがあります。今回は、そんな雨の日の行動から、日本社会の文化を考えてみましょう。
◎なぜ、お店の入り口に「ビニール袋」があるの?
雨の日に日本のデパートや学校に行くと、入り口に傘を入れるための細長いビニール袋が置かれているのを見かけませんか?
これは単に「床が濡れると危ないから」という理由だけではありません。
日本社会にある「公共空間をみんなで共有している」という意識が大きく関係しています。
◎「自分」だけでなく「周りの人」の快適さを守る
・自分が持ち込んだ雨水で、建物の床を汚さない。
・満員電車の中で、隣の人の服を濡らさない。
・雨に濡れた状態で、オフィスにいかない。(雨に濡れると、体臭が強くなる可能性もあります)
このように、「自分の行動が、周囲の人にどう影響するか」を先回りして考える文化が、雨の日のマナーにも現れているのです。
日本のコミュニケーションやマナーの基本には、「相手に不快な思いをさせない」「みんなで使う場所をきれいに保つ」という配慮があります。これは、かつて狭い地域で協力し合って生きてきた共同体文化や、現代の学校教育の中で育まれてきた「全体の調和を大切にする」という姿勢の表れでもあります。
言葉で説明されないと、「なぜそこまで細かく気にするの?」と窮屈に感じたりすることもあるかもしれません。でも、心配しすぎる必要はありません。大切なのは、周りの様子をみて、少しずつ真似をしてみる姿勢です。
<6月を快適に乗り切るアドバイス>
これから面接や企業説明会に行くときは、以下の2つのアイテムをバッグに入れておくと安心です。
①折りたたみ傘と、それを入れる防水袋
折り畳み傘はいざ雨が降った時にすぐ使えます。就活面接は濡れた体でいかないようにしましょう。傘をしまえる袋があると、移動中も安心です。
②小さなタオルやハンカチ
万が一スーツやカバンが濡れたとき、すぐに拭けるようにしておきましょう。
こうした小さな配慮ができるようになると、日本での生活がしやすくなります。ぜひ実践してみてください。