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皆さん、こんにちは。
皆さんはこの記事のタイトルを見たときに、どんな「かみ」を思い浮かべましたか?
さらさらの「髪」?
プリントの白い「紙」?
それとも神話の「神」?
日本語にはこのような「読みが同じなのに意味がちがう言葉」がたくさんあります。
(このような言葉を「同音異義語」や「同訓異字」といいます。)
「かみ」のほかにもこんな例があります。
①「はし」と「はし」
②「こうえん」と「こうえん」
③「じしん」と「じしん」
④「かわ」と「かわ」と「かわ」
それぞれどんなものを表しているか、写真と一緒に見ていきましょう。
①の「はし」には、「橋」と「箸」があります。
これは川などを渡るためにある「はし」と、ご飯を食べるときに使う「はし」です。
(“bridge”と”chopsticks”)
②の「こうえん」はどうでしょうか。
これは「公園」のほかに「講演」などがあります。
一つ目の「こうえん」は子どもたちが遊ぶところ、二つ目の「こうえん」は偉い人がたくさんの人の前に立って話をすることです。
(“park”と”lecture”)
③の「じしん」、これはどうでしょう。
「自信」や「地震」などがあります。
一つ目の「じしん」は自分を信じる気持ち、二つ目の「じしん」は地面がぐらぐらと大きくゆれることです。
(“self-confidence”と”earthquake”)
④は「かわ」。3つ思い付くでしょうか。
「かわ」には「川」「皮」「革」などがあります。
一つ目の「かわ」は自然の水の流れです。山から海に流れているものです。
二つ目の「かわ」は体の表面、ひふのことです。
三つ目の「かわ」はなめした動物のかわ、服や靴、バッグの素材に使われるものです。
(“river”と”skin”と”leather”)
このように、日本語にはちょっと聞いただけでは何の事をさしているのか分からない言葉があります。
皆さんも色々な言葉を知って気をつけておくと、ちょっと”できる人”になれますよ!